
貯金すると経済は回らない?
いや、そんなことはありません!
本日は貯金をしても経済は回る理由についてお話します。
僕は普段から貯金節約の発信をしているので、僕のせいで貯金する人が増えて日本経済が回らなくなったらどうするんだ!というコメントをもらうことがあるので、それについて述べていきます。
結論!貯金をしても経済は回る!
貯金すると経済が回らないと言われますが、貯金は資産形成の基礎であり、お金を使うために貯金をしているんです。
自己紹介


貯金をするから経済が回らない?
日本人は1,800兆円の金融資産を持っており、そのうち960兆円が現金預金である
国家予算(一般会計)が毎年約100兆円と言われる中で、日本人が蓄えている現金預金が960兆円ってとてつもない金額ですよね。
この960兆の貯金が日本経済に循環したらものすごい経済効果ですが、これはマクロ視点で考えた場合の話です。
こんなことをしたら日本人の現金預金が全て無くなってしまうことになるので、それは万が一の生活に備えることができなくなりマズイですよね。
僕はミクロ視点で一個人の家計状況が良くなれば経済は回ると考えているので、国のことを考えるのは一個人の家計状況が改善して余裕のある人が考えればいいと思っています。
一個人の家計状況を改善することでお金を使う基盤ができ、継続的な消費活動ができるようになるでしょう
貯金を含めた金融資産を増やすことが、消費行動に繋がるんです
そもそも日本人の一家計の状況は良くなく、統計的にも多くの方は貯金できないのが現状です。
国の経済循環とか経済成長率とか大きなことを考える前に、まずは自分個人の家計状況を見直すようにしてください。
平均貯蓄額や平均年収は一部のお金持ちが引き上げているだけで、僕たち一般的な日本人は年収も貯蓄額もそれほど多くないのが現状です。
僕も20代会社員なので、「若いうちはお金を使え!30〜40代になったら勝手に貯金できているから」と言われることがありますが、これには疑問です。
むしろ若いうちからお金を貯めたり、資産運用を通してマネーリテラシーを高めることが重要だと考えています。
特に資産運用は若い時に始めることで大きな金融資産を築くことができるので、若いほど有利でしょう。
若いうちは給料も少なくお金がないからこそ、貯める癖を付けることが大事です。
お金を貯める癖は将来に渡って、自分を守るスキルになるでしょう。



一個人の家計状況を改善することでお金を使う基盤ができ、継続的な消費活動ができるようになる
経済を回すためにお金を使う…なんてお金の使い方をする気はない!
貯金は資産形成の基礎【投資するには貯金が必要】


お金が貯められるから金融資産が出来る
あたりまえのことですが、稼いだ分を全て使ってしまうとお金は貯まりません。
そして貯金があるからこそ、余剰資金で金融投資をすることができるようになります。
金融投資を通じて企業を応援することになりますし、自分の資産も増えていくので皆がメリットを受けられますよね。
毎月稼いだお金を全額使うより、まずは貯金して計画的にお金を使っていくほうが幸せだとは思いませんか?
手当たり次第にお金を使ったり無計画に借金をする人もいますが、全くカッコいいと思いませんし、憧れもしません。
むしろ、お金の使いかたをコントロールしてる倹約家の方がカッコいいし憧れます。
そもそも、お金持ちは余計なことにお金を使わないからお金が貯まり、お金持ちなんです。
お金持ちを目指さなくても生活基盤を安定させるためには、お金を貯めるスキルは最重要。
まずは貯金をして不測の事態へ対応できるようになり、選択肢を持てるようになったことでリスクも取れ、チャレンジもしやすいと思っています。



貯金があるから、金融資産が出来る
貯金があるから、リスクを取れチャレンジもできるようになる
個人の家計が良くなる=経済が良くなる


お金を使うために貯金をしている
いくらお金を貯めても、あの世にお金を持っていけませんし、お金は使うために貯めています。
ただ、いつ使うかが問題で将来のことを何も考えず稼いだお金を全て今使っていたら将来困ることは必然でしょう。
理想は自分の寿命と同時に貯金も使い切れたら良いですが、自分の寿命なんて誰にも分かりませんよね。
寿命が分からないからこそ、お金はあるだけ使うのではなく、将来に備えて貯金をするのがオススメ。
僕は長生きしたいですし長生きすることを前提に生きているので、貯金もしますし計画的にお金も使います。
個人の家計状況が良くなるからこそ継続的にお金を消費できるようになり、結果として経済も活性化していく。



貯金する目的は、お金を使うため
いつ使うかが重要で若い時に全て使っていたら、将来必ず困る
お金の使い道:貯金は使うことを前提にしている


どんな使い方でも、お金を使えば経済は回る
- 自己投資
- 金融投資
- 旅行
- 飲み会
- 経験
- 浪費
どんなお金の使い方をしても経済は回ります。
金融投資は分かりにくいかも知れませんが投資先の企業が新しい商品を開発したり、設備投資にお金を使うことで経済活動に貢献しています。
貯金の理由として「家」「車」「子育て」などもあると思いますが、そのために貯金しているならそれも良いことだと思います。
今は貯金に励んで、時期が来たらゴソっと使うのも問題ありません。
何度も言いますが、貯金は使うことを前提としているので、貯金によって経済に悪影響はありません。
要は ”使うタイミングが早いか遅いか” です。



貯金はお金を使うことを前提にしているので、貯金による経済の悪影響はありません
使うタイミングが早いか遅いかの問題
まとめ:貯金をしても経済は回る!
本記事の内容
貯金をしても経済に悪影響はなく、貯金はお金を使うことを前提にしているということをお話してきました。
いくらお金を貯めてもあの世には持っていけないので、貯金をしても使うことには変わりありません。
問題は「いつ使うか」ということであり、現代社会は長寿化しているので将来に備えて貯金をすることも大切です。
- 若い今でお金を使う
- 将来のライフプランに備えて貯金をして、時が来たら使う
- 老後に備えて貯金をして、時が来たら使う
どれかに偏りすぎることなく、バランス良くお金を使い、貯金もしていきましょう。



貯金をしても経済に悪影響はありません
なぜなら貯金はお金を使うことを前提にしているから
お金の使い方・いつ使うかは計画的にするのが大事です
少しでも参考になったら嬉しいです