MENU

      【保険論】貯金があれば保険は必要ない理由

      【保険論】貯金があれば保険は必要ない理由
      • URLをコピーしました!
      くらま

      保険よりも貯金!

      みなさんは保険に入っていますか?

      「既に保険に入っている人」「勧誘されて入ろうか迷っている人」「入る気がない人」など様々でしょう。

      そんな保険に対して僕は基本的に入らないスタンスなのですが、今回は、貯金があれば保険はいらない理由についてお話していきます。

      そもそも保険に入るべき理由はなんなのか?これを理解して、自分でよく考えて保険に加入するかを決めましょう。

      間違っても「会社の先輩が入っていたから」とか、「保険屋のおばちゃんに勧められたから」などの周りの影響で決めるのはNGです。

      自己紹介

      目次

      そもそも、なぜ保険を使うのか?

      保険に入るのは、万が一の時の為

      発生確率は超低いものの、もしも発生したら自分では対応不可能な状況に対して保険をかける

      そもそも、なぜ保険に入るのか?

      保険に入るにあたって一番大切なところですが意外と理解している人は少ないので、ここを理解してください。

      この軸がブレると保険に入る本質的を見失ってしまい、不必要な保険にまで加入することになりかねません。

      保険の仕組みは多くの人がお金を出し合い、お金を出し合った人の中で困っている人に必要な保険金が支払われる仕組みです。

      保険金が支払われる人も、支払われない人もいるからこそ、保険会社は利益を出すことができます。

      • 保険金が支払われる人
        • 交通事故を起こしてしまった人など
      • 保険金が支払われない人
        • 交通事故などを起こすことが無かった人など

      保険金の支払い確率は統計学でしっかり計算しているため、保険会社は基本的に保険金を支払っても利益が出るようになります。

      もしも加入者全員に保険金を支払っていたら、毎月もらっている保険料よりも支払う額の方が増えてしまい保険会社は倒産しますよね。

      そもそも保険に入るのは、万が一の為です。

      発生確率は超低いものの、もしも発生したら自分では対応不可能な状況に対して保険をかけています。

      例えば、車運転時に交通事故を起こして相手が亡くなってしまった場合、賠償金などを自分で支払うことはまずできないですよね。

      このように発生する確率は低いものの、発生した時に自分では解決不可能なモノ・コトに対して保険に入っているんです。

      この考えを元にすると、自分の車両保険は加入しなくても問題ないことが分かると思います。

      仮に車を擦ってしまっても自分の車の修理費は自分で出せますし、見た目は悪いですが修理しなくても問題ないかも知れません

      このように起こっても手元の現金で対応可能なものに関しては、保険は基本的に入る必要がありません

      保険加入を検討するにあたり

      • 自分にとって保険でカバーしたいリスクを理解する
        • 死亡・事故・病気・火災など、何をカバーしたいか
      • カバーすべきリスクが発生した時の経済的保証の必要性を理解する
        • 自分の貯金で対応可能な範囲なら、保険に入る必要はない
        • 自分では対処不可能であれば、保険に入る必要がある

      保険加入にあたってこの基本的な考え方があるので、僕は貯金があれば保険に入る必要はなく、貯金を貯めることがまず大切だと考えています。

      個人的に必要だと思う保険は、以下の3つのみです

      「火災保険」
      「自動車保険」
      「掛け捨ての生命保険(子供がいる場合)

      これらは万が一起きた時に、自分では対応不可能なので保険に加入する必要があるでしょう。

      くらま

      保険に入るのは、万が一の時の為

      発生確率は超低いものの、もしも発生したら自分では対応不可能な状況に対して保険をかける

      貯金ではなく、保険でないと本当にダメ?

      保険の一部の例をご紹介

      その保険…本当に入らないとダメですか?

      ①:学資保険

      学資保険は子供の教育資金を確保するための貯金型の保険ですが、実は中途解約による「元本割れリスク」「資金拘束」「利回りも良くない」といったリスクがあります。

      そもそも学資保険は「子供にかかるお金を保証してくれるモノ」ですが、本当に自分では対応不可能ですか?

      貯金や投資を自分で行うことで、充分に資金確保できるでしょう。

      投資は長期間のインデックス投資を行うことで、リスクを限りなく抑えて資産を増やすことができます。

      貯金もインデックス投資も資金拘束がされないので子供にかかるお金以外にも使用可能ですし、長期投資によって資産も増えていくのでオススメ

      学資保険ではなく、「貯金+インデックス投資」で充分対応できる!

      ②:がん保険

      がん保険などの医療保険も同じように、費用を貯金で対応することはできませんか?

      後述しますが、僕たちは「国民健康保険」「健康保険」という最強の保険に既に強制的に加入しています。

      「国民健康保険」「健康保険」で充分に対応可能ですし、がんなど病気を気にするなら日々の食事や生活、運動を見直すことが先でしょう。

      健康に何も気を使わず「がん保険に入っているから安心」というのは、本末転倒!

      がん保険をはじめとした医療保険も毎月の費用も高く資金拘束されてしまうので、基本は貯金とインデックス投資による資金確保で充分だと思います。

      ③:生命保険

      生命保険は小さい子供がいれば掛け捨ての生命保険に入ることを検討しても良いですが、貯蓄型の生命保険に入るのは反対です。

      貯蓄型の生命保険は貯金と保険がセットになっているものですが商品の内訳が分かりにくく割高なので、「保険は保険」「貯金は貯金」で分けて考えてください。

      生命保険に入るのであれば、掛け捨ての生命保険一択です。

      そもそも自分が死んだあとにお金が入ってもしかたないですし、それよりも日々の健康に気を使うべきだと思いませんか?

      くらま

      その保険は本当に入らないとダメ?

      本当に貯金で対応不可能?

      僕たちは最強の保険に強制的に加入している

      「サラリーマン」「フリーランス」「自営業者」「専業主婦」全ての人が、既に最強の保険に加入しています

      最強の保険の正体…それは「健康保険」「国民健康保険」

      民間の保険を検討する前に、そもそも僕たちは国が運営している最強の保険に既に加入しています。

      …強制的に加入”させらてている”と言っても良いかも知れません。笑

      僕たちサラリーマンは毎月の給料からバカみたいに高額な保険料を天引きされていますが、それは何のためですか?

      病気になった時に自己負担金額3割の支払いで抑えることができるように「健康保険」「国民健康保険」の保険料を支払っているわけです。

      おかげで自己負担金額は3割ですし、1ヶ月間で高額の医療費になってしまった場合も「高額医療費制度」といった支払い上限金額があるおかげで医療費の負担を抑えることができます。

      おそらく民間の医療保険に入っている人は、「医療費が何十万円も発生したら大変だから」と考えていることでしょう。

      確かに「健康保険」「国民健康保険」では差額ベッド代や”先進医療は保険適用されない”などありますが、一度に何十万円もの自己負担が発生することはとても稀です。

      基本的に発生することはないと考えても良いくらいでしょう。

      「差額ベット代を支払ったり、先進医療を受けたいから民間保険に入るんだ!」と考える人もいるでしょうが、それはいつになりますか?

      発生する可能性は低い上に、仮に発生したとしてもそれまでの間に貯金をすることで対応できるので、やはり民間保険は必要ないと考えています。

      発生確率が低いものに対して「何年も…何十年も」年間数万円~数十万円の保険料を払い続けるというのは、合理的とは言えません。

      その間にしっかり貯金を続けることで、充分対応可能になります。

      そもそも、保険の有無に関わらず病気になりたい人なんていませんよね?

      保険に入ったからもう何もしないのではなく、毎日健康に気を使うようにしましょう。

      保険に加入したとして、病気になって保険金が支払われてもそれはお金がもらえるだけで治るかどうかは無関係です。

      お金よりも自分の身体の方が大切だと思っているので、日々の健康には気を付けましょうね!

      くらま

      民間保険以前に、僕たちは国が運営している最強の保険に既に入っている!

      一部対象外の内容もあるが発生確率が低い上に、万が一発生しても貯金を続けることで充分に対応可能

      病気になった時に備えて、どれくらいの貯金が必要?

      病気に備える貯金は30万円〜100万円

      「健康保険」「国民健康保険」に僕たちは既に加入しているので、医療費で多額の費用が発生することはめったにありません。

      30万円〜100万円を病気に備えて貯金しておけば、多くのことに対処可能でしょう。

      そのためにもまずは日々の生活費・固定費を下げて貯金やインデックス投資をするようにしましょう。

      インデックス投資をiDeCoなどの資金拘束の強い投資方法で運用するとお金が必要になった際に困るので、積立NISAで運用するようにしましょう。

      積立NISAであれば資金拘束が無いので万が一の際にもお金を自由に取り出すことができます。

      民間保険を気にする前に、まずは日々の固定費を抑えて貯金・投資をするようにしてください。

      それから自分の健康に気を使うようにしましょう。

      僕たちは既に国が運営している最強の保険に入っています!いや…強制的に入らされています!笑

      毎月の給料からとんでもない金額の社会保険料を引かれているのは何のためですか?

      病気になった時のために備えて強制的に国の保険に加入し、お金も払っているのでそれらを使わない手はありません!

      くらま

      病気に備える貯金は30万円〜100万円

      現金貯金や、資金拘束のない積立NISAでインデックス投資で用意するのがオススメ

      まとめ:貯金があれば保険は必要ない!

      本記事の内容

      「そもそも保険に入る理由」・「僕たちは国が運営している最強の保険に入っている」の2つが特に知ってほしかったことです。

      上記2つをしっかり理解できれば大半の保険は不要だと気がつくと思います。

      例えば独身なのに生命保険に入っている人も珍しくありませんが、これは意味薄い保険の典型例と言えるでしょう。

      保険とは、発生確率は低いが万が一発生した場合に自分では対処不可能な状況に対して備えるもの

      専業主婦と子供がいる状態で亡くなってたら残された人が困りますが、独身の人が万が一亡くなっても金銭的に困る人はいませんよね?

      このように「その保険に入る理由」・「万が一発生したらどうなるか」をよく考えることが大切です。

      先輩や保険屋のおばちゃんに言われるがまま、何となく保険に入ることだけはやめてください。

      自分で理解し、自分で考えましょう。

      くらま

      貯金があれば保険は必要ない!

      貯金は現金以外にも、資金拘束が無い積立NISAでインデックス投資を行うことで資金準備が可能です

      少しでも参考になったら嬉しいです


      【保険論】貯金があれば保険は必要ない理由

      この記事が気に入ったら
      フォローしてね!

      • URLをコピーしました!
      目次
      閉じる