
親ガチャについてどう思いますか?
最近話題の『親ガチャ』について視聴者さんから質問があったので答えます。
結論!
親ガチャはあるけど、諦めないで欲しい!
僕の動画やブログを見てくださっている方は、「借金まみれから資産を貯めた」「お金の知識がなくて貯金を始めた」など、貯金や投資関連に関心があると思います。
その際に、
- 親が金持ちだったらもっと楽に生きられたのに…
- 親が金持ちだったらこんな大変な事にならなかったのに…
- 親が節約貯金や金融教育を自分が小さい頃からしてくれていたら…
などなど、誰もが一度は感じたことがあるかも知れません。
たしかに親ガチャは存在しますし、世の中は公平ではありません。
しかしそんな中でも自分達にできることはありますし、親ガチャに恵まれなくても諦めないで欲しいと思っています。
自己紹介


親ガチャとは何か?
ガチャガチャの結果を選べないように、どの親の元に生まれるかを選べない
ソーシャルゲームにありがちなキャラクター入手方法(ガチャガチャ)になぞらえた言い方で、親ガチャと呼びます。
子どもの立場から「親は自分では選べない」
「どういう境遇に生まれ、どんな親の元に生まれるかは全くの運任せ」
これらをコントロールすることはできませんよね。自分がビルゲイツやバフェットの子供として生まれるのを狙うことはできません。
親ガチャに対するネットの声
- 人生上手くいってる奴は親ガチャが当たっただけ
- 親が敷いたレールをただ走っただけで本人の努力なんて実は関係ない
- 親ガチャハズれた奴は頑張る先すら分からないまま社会に放り出される
- 親ガチャについて文句を言っている人は努力を放棄した人間の言い訳
- そもそも努力できること自体が親ガチャで当たった証拠
などなど様々な声がありますが、みなさんはどんな感情を抱きますか?
僕も含めて大半の人は、経済面の親ガチャが大当たりしている人ではないと思います。
大当たりしていたら僕の動画にはたどり着かず、お金のことを気にせず好きな事をして生きているでしょうからね。笑
僕たちは今が資産形成の段階ですし親ガチャに当たった人は資産形成期間(貯金投資期間)をすっ飛ばして資産運用をしていることでしょう。
このように金持ちの元に生まれるか、生まれないかで、そもそものスタートラインが違うので不公平感は感じますよね。
しかしそんな中でも自分達にできることはありますし、親ガチャに恵まれなくても諦めないで欲しいと思っています。



ガチャガチャの結果を選べないように、どの親の元に生まれるかを選ぶことはできない
金持ちの元に生まれるか、生まれないかで、スタートラインは確かに違う
親ガチャは存在する


「精神面」「経済面」の親ガチャが存在する
親ガチャは「精神面」「経済面」において存在します。
精神面について
「親子との不仲」「両親の不仲」「離婚話や仮面夫婦」「喧嘩」
などの家庭環境で幼少期を過ごすと精神が安定しない。
経済面について
資本主義の大原則として、お金を一度持つと金持ちサイクルに入る
お金がお金を産む(資産収入)
r > g、という有名な経済学がありますが…
これは労働収入よりも、資産収入の方が増加率が高いというモノ
つまり労働者として生きるよりも、投資家として生きた方が儲かるよ!ということが経済学的に証明されているのです。
一度お金持ちになると、資産収入によってお金が減らず、お金が増え続けるというボーナスタイムに突入します。
◾先祖代々お金持ち
◾親が成功して財産を築いた
そうすると、今を生きる人や将来の子供や孫も、お金がお金を産む資産収入によって一族代々お金に困ることが無くなります。
お金に恵まれた家に生まれることで一生お金に困らない人生を歩むことができるので、完全に当たり親ガチャといえるでしょう。
また個人的には、親ガチャは存在すると思っています。
親ガチャの存在を否定する人は少し間違っていると思い、子供の努力ではどうしようもない親の元に生まれてしまう可能性もあるわけです。
- 生まれてすぐトイレに捨てられる
- 暴力・暴言の虐待
- 残虐な事件
など、どうしようもない理不尽があるのは事実ですよね。
自分の力でどうしようもないことがある以上、一括りに努力不足で済ませられる話ではありません。



親ガチャは確実に存在する
「親ガチャ」は存在するが、現代の日本に生まれた僕たちは既に「当たりガチャ」を引いている


現代の日本に生まれた時点で、当たりガチャ
親ガチャは確かに存在しますし、親ガチャで当たった人を見ていると羨ましく感じるかも知れません。
しかし親ガチャには当たっていなくても、現代の日本に生まれた時点で僕たちは当たりガチャを引いています。
①:惑星ガチャ(地球に生まれて良かった)


地球に生まれた時点でラッキー
地球は生物が住むのに適した環境ですし、他の星に生まれてしまっていたら生きることすらできないかも知れません。
もしもドラゴンボールに登場する「ナメック星」に生まれてしまったら、突如フリーザに星ごと消し飛ばされてしまうかも知れませんしね。笑
安全に生活できる地球に生まれた時点で当たりガチャです。



地球に生まれた時点でラッキー
②:生物ガチャ(人間に生まれてラッキー)


人間に生まれてラッキー
僕たち人間は、基本的に寿命まで長く生きることができますし、生まれた瞬間に命を狙われるようなことはありません。
しかし「昆虫」「動物」として生まれてしまったらどうでしょうか?
彼らは生まれた瞬間に命を狙われ、捕食されたりしています。
なんなら動物界では赤ちゃんほど優先的に狙われるので恐ろしい話ですし、人間に生まれてよかったとつくづく思います。
動物の狩動画、捕食動画など見てみるください。本当に人間に生まれて良かったーと感じますよ。



人間に生まれてラッキー
③:国ガチャ(日本に生まれてラッキー)


日本に生まれてラッキー
日本はオワコン…などと思っている日本人もいるかも知れませんが、日本は先進国諸外国と比べても経済的な水準は相当に高いです。
そして国際的な立ち位置も良く、日本の「マンガ」「アニメ」「ポップス」「ファッション」「伝統文化」などの文化は国境を越えて、世界中の人の価値観に影響を与えています。
日本人が考えている以上に、日本という国は海外から評価されていますし、まだまだ大きな潜在力を秘めているでしょう。
日本は魅力的な国
- 内戦が無い
- 安全に生活できる
- 清潔で町中にトイレがある
- 失敗者を救う自己破産制度がある
- 収入が途絶えた時の生活保護がある
「内戦無し」「安全」「清潔」「自己破産」「生活保護」などなど、やろうと思えば自分次第で何だってやれる環境ですし、失敗しても許される制度があります。
これを恵まれた国と言わずして何と言いますか?
麻生太郎さんが以前このようなことを言っていました
「若者が政治に関心がないというのは、悪いことではない」
「それだけ日本で平和に暮らしているということだ」
「本当に大変な国は生き死にに関わるので、政治に関心を持たざる負えない」
「政治に関心が無くても平和に生きられる国にいるほうがよっぽど良い」
政治に関心を持たなくて良いわけではありませんが、関心を持たなくても幸せに生きていける日本人は幸せですよね。



日本に生まれてラッキー
④:時代ガチャ(戦後に生まれてラッキー)


戦後に生まれてラッキー
戦後に生まれただけでラッキーです。戦時中は人がたくさん亡くなったり、早期に戦死するのが当然の時代でした。
戦後を生きる僕たちは戦死することもありませんし、自分の人生を自分で歩むことができます。
現代は情報化社会なので、YouTubeや書籍をはじめとして望めば自分から何でも取りに行けますし可能性が広がります。
それ以外にも各種SNSや、ふと目に入った情報によって人生が変わることもあるでしょう。
僕のYouTubeやブログで節約貯金の知識を広めているのも、そんな風に誰かの人生を変えたり役に立ちたいと思って発信しています。
戦死することもなく、自分の人生を自分で歩むことができる今の時代に生まれただけでラッキー
「惑星ガチャ」「生物ガチャ」「国ガチャ」「時代ガチャ」これらに当たっている時点でとんでもない幸運です。
そして最後は「親ガチャ」…確かに親ガチャは当たっていないかも知れませんが、ここまででも相当恵まれています。
「惑星ガチャ」「生物ガチャ」「国ガチャ」「時代ガチャ」が外れだと厳しいですが、逆に「親ガチャ」が外れたとしても他のガチャで当たりを引いています!
現代の日本に人間として生まれた時点でラッキーですし、その気になれば自分で情報を取りに行ったり何でもできます!
収入アップの方法や、副業の方法、youtubeやブログのやり方も無料で手に入れることができますし、僕も発信しているので参考にしてみてください。



戦後に生まれてラッキー
親ガチャが外れた人がやるべきこと


僕の経験から、親ガチャが外れた人でも巻き返せる方法をご紹介
大前提として親ガチャ「精神面」・「経済面」どちらも恵まれなかったとします。
親ガチャに恵まれなかったことで文句や不幸自慢をしても人生は続いていきますし、誰も助けてくれません。
親ガチャに恵まなかったとしても自分で生きていかなくてはいけないので、恵まれなかったことを踏まえて行動していきましょう。
この章からは、僕の経験から親ガチャに恵まれなかった人でも巻き返せる方法ご紹介していきます。



親ガチャに外れても人生は続く…
巻き返す方法もご紹介します
①:親を反面教師にする


反面教師=人生最強のライフハック
「親」「友人」「知人」「同僚」「恋人」「先輩」など、世間そのものが生きる教科書になる
自分がしてきた行いを反省することはもちろん、すべての出来事や他人の行動も糧にして成長できるのが反面教師の強み。
他人から学ぶことで「転ばぬ先の杖」になるので歴史から学ぶのはオススメですし、親は生きる教科書・反面教師に最適です。
- 親がアルコール中毒なら、お酒に気をつけようと思う
- 親がお金にだらしなく借金まみれなら、お金に強くなるように勉強する
- 家がゴミ屋敷なら、整理整頓掃除をするようにする
親はもちろん、「友人」「知人」「同僚」「恋人」「先輩」など、世間そのものが生きる教科書になります。
ちなみに僕は映画やドラマから学ぶことも多く、特にバイブルは「闇金ウシジマくん」からお金の教訓を得ています。
たかが漫画や映画と思わずに、ぜひ見てみてください。
お金に関する名言や、落ちないための本質的な考え方を学ぶことができます。
親がひどい人で辛い幼少期を過ごした人は親を憎み道連れにしようとする人もいますが、親のことは放っておいて自分が親より幸せになってやる!という気概で生きてほしいと思っています。



「親」「友人」「知人」「同僚」「恋人」「先輩」など、世間そのものが生きる教科書
②:一人で生きていく力を付けることで、節約貯金に大きな影響もある


一人暮らしは多くのことを経験する
「賃貸契約」「水道高熱契約」「家事全般」「一人で段取り組む」などなど、生きる力が身に付く
一人暮らしによって様々なことを経験し、この社会を賢く生きていける力を身に付けられるでしょう。
お金や節約貯金においても、知っているか知らないかで得することや損することがたくさんあります。
ある程度一人でなんでもできて、精神的にも強い人間になるべき。
精神的に強い個人になるための、最も簡単な方法が一人暮らしをすること
一人暮らしをすることで、なんでも一通り自分だけでできる力が身に付くのでオススメ。
このようなことを言うと、実家暮らしをバカにしていると思われてしまいそうですがそんなことはありません。
実家で暮らすというのは家族と「協調性」を持ちながら、「助け合って生きる」ことなので効率的です。
しかし今回は大前提として「親ガチャが外れていて、親や家庭環境に対して肯定的な思いを持てていない人前提」でお伝えしているので、一人暮らしも推奨しています
親が嫌いだったり、実家に否定的な価値観を持っているのなら、無理してまで実家にいるべきではないでしょう。
一人暮らしが生きる力をつける理由として、「炊事洗濯」「掃除」「家具家電の選定」「光熱費の支払い」などなど、すべて自分で管理することになり自分で考えて生きる力が身に付きます。
- 料理
- どのスーパーが安いか?食材の相場や料理の作り方は?
- 洗濯掃除
- 服の洗い方・染み抜きの方法・料理の作り方
- 住宅
- 家賃相場・引越し方法・家賃交渉・環境変化適応
- 水道光熱費
- どこが安いか?毎月の固定費を意識
- お金
- 税金・手取り収入・社会保険料・危機感から節約貯金や投資に興味関心が湧く
このように一人暮らしすることで様々なことが身に付き、相場や適切な金銭感覚が身に付きます。
一人暮らしによって生活やお金への危機感を感じることで、お金や税金について勉強することもあるでしょう。
一人暮らしで得られることは学校では教わりませんし、本で勉強して理解できるものでもありません。
自分で経験して身銭を切ることでやっと分かることです。
僕の中では、一人暮らしをした経験が僕の人生で大きくプラスの影響になりました。
お金を大切にすることは…
「時間を大切にする」「人生を大切にする」「自分を大切にする」ことに繋がります。
一人暮らしによって「幅広く自分だけで生きる力」が付き、「お金に関する興味関心」を得られるでしょう。



一人暮らしをして身銭を切ることで、お金に関する意識が強くなる
自分で生きていく力も身につき、得られることがたくさんある
③:親といえど完璧ではなく未熟な一人の人間


親といえど完璧ではなく未熟な一人の人間
僕はアラサーですが、まだまだガキです。笑
それと同じように親といえども完璧な人間ではなく未熟な一人の人間なのだと、僕も歳を取ってから気がつきました。
子育ては子供と親が一緒に成長していくと言いますし、完璧な状態で子作り・子育てなんて不可能です。
完璧を目指さず、少しずつ成長していきましょう。
僕の親は、現在の僕の年齢の時には…
「家」も「車」も「子供」を持っていたので改めてすごいと感じました。
しかもフルタイムで共働きしながら育ててくれたので本当にすごいです。
僕は現在「家」「車」「子供」どれも持ってませんからね。親の偉大さを改めて実感しました。
良いことも悪いことも、全てに学びがあり自分の糧にすることができます。



親といえど完璧ではなく未熟な一人の人間である
まとめ:親ガチャにハズレても諦めず力強く生きてほしい:節約貯金によって生きる力は増す
本記事の内容
僕が今回お伝えしたかったことは…
「現代の日本に生まれた時点でラッキー!」
たとえ親ガチャに外れたとしても諦めずに自分にできることをしてほしいということです。
「自分」も「他人」も「先輩」も「親」ですら、完璧な人間なんていません。
どんな状況でも諦めたくないし、諦めないで欲しいです
「お金」と「仕事」の不安が少なくなれば、より一層自分の人生を楽しく生きることができるはず。
僕のYouTubeやブログは、そのために少しでも役に立てたらと思い制作しているので参考にしてみてください。



「自分」も「他人」も「先輩」も「親」ですら、完璧な人間はいない
親ガチャにハズレたと嘆く前に自分にできることをして、「生きる力」と「お金の力」を得て自由に生きてほしい
少しでも参考になったら嬉しいです