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      【遺産相続放棄します】両親から遺産相続をせず、子供にもお金を残す気がない理由

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      くらま

      「遺産相続」「遺産放棄」について、僕の考えをお伝えします。

      みなさんは自分の親の相続や資産についてどんな考えを持っていますか?

      お金や節約が好きな僕ですが、親からの遺産はまったくあてにしておらず相続する気もありません。

      みなさんはどうでしょうか?

      今回は僕が親の遺産をあてにしていない理由と、将来の自分の子供にも遺産を残さない理由について解説していきます。

      自己紹介

      目次

      生まれでお金持ちか決まる?

      お金持ちの多くは、親から経済的な援助を受けずにお金持ちになっている

      名書「となりの億万長者」「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」でも述べられていますが、お金持ちになった人の多くは、社会人となった後に親からの経済的な援助は受けていません。

      このことから、「お金持ちになる条件に親からの資金援助は関係ない」ことが分かります。

      世間で言われている事や、持たれているイメージとは真逆ですよね。

      お金持ちの多くは、自分の力でお金持ちになったと言うことです。

      しかしここには一つ問題点があって、「あくまで社会人になった後に経済的援助を受けていないという前提」になっています。

      子供のころの「人格形成」「教育環境」は、とても重要なモノで、教育が足りていないとお金に関する勉強に格差が出ることもあります。

      学力に関しても教育費をたくさんかけた方が良い結果が”出やすい”のは当然の話ですよね。

      「お金に余裕のある家庭に生まれるのか」「お金に困っている家庭に生まれるのか」で、子供のお金に対する捉え方が変わり、金融教育にも差が生まれます。

      社会人以降に経済的支援を受けていなくても、幼少期〜大学までに多くの支援を得た人の方がお金持ちに”なりやすい”というのは事実あるでしょう。

      親の給料や貯金についても教えてもらっていないし、知らない人も多いですよね。

      日本はお金に関する話がタブーというか、触れてはいけないような雰囲気がありますが、適切な金融教育やお金への興味関心は将来資産形成をする上でも非常に大事です。

      小さい頃からお金に興味を持ったり資産形成について知ることで、社会人になってからお金の増やせる確率も大きく変わるでしょう。

      そういった意味でも「社会人になった後に経済的援助を受けていなくても」、幼少期に受ける親からの影響からお金持ちになる要素があります。

      くらま

      お金持ちの多くは、親から経済的な援助を受けずにお金持ちになっている

      しかし幼少期の家庭環境・経済状態は、将来の就労条件(稼ぐ力)や資産形成(増やす力)に大きく影響する

      僕は親からの遺産相続をあてにしない(親も自分の生活に精一杯)

      僕が親からの遺産相続をあてにしてない理由…

      それは親と子供は違う人間であり、自分の人生を生きたいし、生きてほしいと思っているから

      僕は人にお金を施したり構う余裕がありませんし、それは親も一緒だと思っています。

      僕が余裕ないのと同じように、親も余裕はありません。

      日本社会は、もう高度経済成長期のような余裕はありませんよね。

      日本は「GDPや賃金もずっと横ばい」「成長人口減少」「少子高齢化」になっており、正直これからの成長はあまり見込めないでしょう。

      一人一人の余裕がないことが大前提になり、みんな自分の事でだけで精一杯になります。

      現代の日本は不寛容社会

      現代の日本は、他人に対しての寛容さが失われていると思いませんか?

      これはホントにそうで、芸能人が不祥事を起こしたら再起不能になるまで叩く風潮などが当てはまります。

      みんなイライラして、心に余裕や寛容さが無くなっているんですよね。

      これは経済的余裕がないことで、寛容さも無くなっていると思いませんか?

      実際どうでしょうか?

      僕のYouTubeやブログを昔から見ている人は、貯金が貯まった人も多いと思いますが、昔より人に優しくなれていません。

      今は多くの人が、なんとかして経済的・精神的余裕を得るために頑張っている状況なので、みんなお金の余裕があるわけではありません。

      だからこそ一人一人が余裕をもって生きていくためにも…

      親には親の人生を生きて欲しいし、僕も僕の人生を精一杯生きていきたいと思っています

      このような考えから僕は遺産相続を期待しておらず、親には子供に遺産相続とか考えずに自分の生活や人生を充実させて欲しいと思っています。

      ちなみに僕が親にも節約貯金や資産形成のアドバイスをするのは充実した人生を送ってほしい以外にも、もう一つの理由があります…。

      それは僕が僕の人生を自由に生きたいからこそ、親にもお金に強くなって欲しいと思っているからです。

      くらま

      自分が生活に余裕がないのと同じように、親も生活に余裕がない

      日々の生活を充実させたり、老後のお金のため、自分達のためにお金を用意して使って欲しい!

      将来の親の介護問題どうする?(僕は介護離職しない)

      親の介護のために、僕は介護離職して介護に専念することはできない

      親が高齢になるにつれて「親の介護離職問題」について考える人もいらっしゃいますが、僕はやりたいことがたくさんあるので正直に言うと介護離職はしたくないと思っています。

      僕は介護離職をしたくないし、できない…。

      だからこそ!親にはお金を自分達の老後のために貯蓄していてほしい!

      僕は親二人を養ったり介護施設の費用負担する資金も余裕もないので、自助努力してほしいと思っています。

      これは各家庭によって考え方が分かれると思いますが、僕は既に親にも伝えていて了承を得ています。

      まずは自分のことを精一杯やり、自分の余裕を作りましょう。

      自分の生活も不安なのに人を養うまで考えるのはキツすぎますし、息苦しくなってしまいます。

      まずは徹底的に自分の安全や余裕を確保する!

      自分の余裕が出た後に、親孝行や親を手助けする方が金銭的にも精神的にも楽ではないでしょうか?

      自分の余裕ができる前から親を優先すると大変になってしまうので、この前提は大切です。

      このように金銭的に親の面倒を見ることができないと考えているからこそ遺産相続はどうでも良い…。親には老後資金も含めて自分達のために使ってほしい思っています。

      くらま

      金銭的に親の面倒を見ることができない…

      だからこそ遺産相続はどうでも良いから、親には老後資金も含めて自分達のために使ってほしい。

      親も子供も別の人間。お互い自立していることが大切

      親も子供もお互い自立していることが大切

      お金に困っている人に、ただ単にお金を渡して一時的に貧乏を脱却させてもまた貧乏に戻ってしまう

      魚を与えるより釣り方を教えるほうがいい
      魚の釣り方を教えよ

      老子の格言で

      「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」

      「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。

      魚(お金)をポンと渡すことは簡単ですが、それは教育や助けではありません。

      飢えている…足りないと危機意識を感じるからこそ、人はどうにかしようと動き出す強い原動力になります。

      飢えている状況とは、お金のない貧乏の状況

      貧乏は必ずしも悪いことだけではなく、貧乏を経験するからこそ貧乏から抜け出す方法が分かりますし、貧乏に対して耐性が付くことで二度と貧乏に落ちないための教訓が生まれます。

      お金に困っている人に、ただ単にお金を渡して一時的に貧乏を脱却させても、その人はまた貧乏に戻るでしょう。

      お金だけ与えても不幸になります。

      短期ではなく長期的な視点で考えることはとても大事で、これは僕がお金に苦しんできた経験から思いました。

      同じ理由で、借金返済を肩代わりしてあげるのはその人のためにはなりません。

      本人に返済させないと将来また同じことが繰り返されるので、自分で返済させることが重要です。

      楽して手に入れたお金はろくな末路を辿りません。宝くじに当たった人間が自己破産する例を聞きますよね。

      これはお金の知識がなかったり、お金のコントロールができない人に分不相応なお金を得てしまうことで起きています。

      人にはそれぞれお金器がある

      お金の器(扱えるお金)=人格×知識×行動

      ポケモンの例になりますが、ゲームスタートし始めのマサラタウンにいる時に、レベル100のリザードンをもらっても言うことを聞きません。

      その時に適したレベルがあり、その時に扱えるレベルが違うからです。

      お金に関してもこれと全く同じで、自分のいるステージや考え方で扱えるお金が決まります。

      僕は貧乏時代を経験して、今では節約貯金生活を会得したり、仕事をしてお金を稼げるようになることで昔より生きていく底力が付きました。

      だからこそ親の遺産相続をあてにする気持ちは全くありません。

      今はサバイバル力が付いたというか、どうやっても生きていける気がするので親の財産や相続なんてどうでもいいと本気で思っています。

      それでも僕にお金残してくれるなら喜んで受け取りますけどね。笑

      くらま

      お金に困っている人に、ただ単にお金を渡して一時的に貧乏を脱却させてもまた貧乏に戻ってしまう

      魚(お金)を与えるより、釣り方(稼ぎ方:貯め方)を教えるほうが大事

      自分が親になっても子供にお金を残す気は無い

      自分の子供にもお金は残さない

      僕は現在独身で結婚しておらず、恋人もいませんが将来自分の子供ができても遺産を残す気は全くありません。

      ビルゲイツも「自分の財産の1%を子供に残しそれ以外はすべて寄付する」と明言しているそうです。

      これは子供自身の足で立ってほしい、自立してほしいと思っているからではないでしょうか?

      親のお金だけをあてにしているような子供だと将来心配ですよね。

      親は基本的に子供より早く亡くなるので、

      親の自分が亡くなった後にも子供は立派に生きていけるか心配になります。

      自分で節約貯金生活ができて、借金をせず、将来のための資産運用をしている子供だと親も安心できますよね。

      この子供なら親の自分がいなくなっても生きていけるだろう。この子は強くなってこれから先も何とかやっていけそうだなと安心できます。

      子供にお金を残すのではなく、このように安心できた方が親としても嬉しいことでしょう。

      だからこそ僕は子供にお金を残そうとかは考えていません。

      お金ではなく知識や経験など成長に繋がるモノには惜しみなくお金を出してあげたいと思っています。

      大学の学費とかがまさに子供の成長に繋がるものですよね。

      ただ大学の費用も親がすべて出してしまうと、途中で行かなくなったり退学してしまいそうな気もしますよね…。

      そのため子供に奨学金を借りさせて「自分のお金で学んでいるんだ」と強く認識させたいと思っています。

      そして卒業時に「やっぱ親が奨学金全額払ってあげるよ」とするのが良いかなと思っています。意地悪ですかね?笑

      お金を与える・お金を残すではなく、お金との向き合い方を教えたり、知識を残す方が子供のためになるでしょう。

      • 節約貯金
      • 社会保障
      • 節税・非課税制度

      などなど、知識があるか無いかで「得するか損するか」決まることも世の中にはたくさんあります。

      将来自分の子供ができたら、お金ではなく知識や経験を残してあげたいと考えています。

      なお、子供に遺産を残す気はありませんが、使ったけどたまたま残ってしまったら遺産としてあげますけどね。笑

      子供には親の遺産に期待することなく、自分の人生を自分の力で歩けるように育ってほしいです!

      くらま

      自分が親になっても子供にお金を残す気は無い

      まとめ:遺産相続をあてにせず、お互い自立することが大事

      本記事の内容

      僕が遺産相続をあてにしていない理由は…

      僕は親の老後介護の面倒を見ることができないから、自分達の老後資金を用意してそのために使ってほしいと思っているため。

      親も自分も人を助ける余裕はなく、自分の生活を生きるのに精一杯です。

      自分が精神的・経済的余裕を得ていない状態で、人を構う余裕は正直ありません。まずは自分を満たしてあげてください。

      大前提として、この資本主義は遺産相続という仕組みがあるから、お金持ちがよりお金持ちになるシステムでもあります。

      実家からの金銭的援助なくお金持ちになっている人も大勢いますが、それでも遺産相続によって一族代々お金持ちの存在は無視できません。

      投資は規模の世界なので、多くのお金を持っている人は、自分が使うお金よりも資産収入の方が多いという謎のボーナスタイムに入ります。

      例えば100億円の資産がある一族は年間3%運用で、3億円の収入になる…。

      お金を使っても使っても増えていく…という意味不明な状況ですよね。

      お金持ちとそれ以外の二極化はこれからも続くでしょう。

      そこから抜け出すには、他人に経済的な期待をするのではなく、自分でどうしていくかを考えることが重要ではないでしょうか。

      親や他人に頼らず自分でなんとかしていくことこそ生きる力や自力を上げていくことに繋がります。

      • 今が辛い
      • 親がお金持ちだったらな
      • 遺産相続によって自分の人生楽にならないかな

      このように考えている人は、諦めたり他人をあてにするのではなく、今気づいて行動してほしいと思っています。

      「経済的余裕=精神的余裕」

      このことを忘れず、お金に困らず、お金に振り回されない生活を自分の力でできるように一緒に頑張りましょう。

      くらま

      遺産相続をあてにせず、お互い自立することが大事

      少しでも参考になったら嬉しいです


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