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      iDeCoの金融商品と金融機関の選び方を徹底解説【おすすめ商品&金融機関も紹介】【個人型確定拠出年金/イデコ】

      iDeCoの金融商品と金融機関の選び方を徹底解説【おすすめ商品&金融機関も紹介】【個人型確定拠出年金/イデコ】
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      くらま

      「iDeCo」の「金融商品」と「金融機関」の選び方について解説

      商品(銘柄)選びや、オススメの金融機関、各種手数料についても全て解説!

      これからiDeCoををやるうえでの検討材料にしていただけたら嬉しいです。

      iDeCoに関していろんな意見ありますが僕は非常にオススメできる仕組みだと思っています。

      自己紹介

      目次

      iDeCoとは?

      iDeCoとは、自分で作る「年金」「退職金」

      iDeCoは自分自身で作る「年金」「退職金」のことです。

      • 自営業者・フリーランスが入る「国民年金」
      • 会社員・公務員が入る「厚生年金&国民年金」
      • iDeCoとは、これらに「更に追加する年金」

      元々入っている年金をより一層手厚くして、老後に備えるイメージです。

      くらま

      iDeCoとは、自分で作る「年金」「退職金」

      iDeCoの金融商品の選び方

      iDeCoの商品には「元本確保型商品」と「元本変動型商品」がある

      まずはiDeCoで自分のほしい金融商品を決め、次にその商品を買うための金融機関を選びましょう。

      iDeCoには「元本確保型商品」と「元本変動型商品」の2種類があるので、どちらが良いか、どちらが好みかは人によって違います。

      くらま

      iDeCoの商品には「元本確保型商品」と「元本変動型商品」がある

      元本確保型商品

      「元本確保型商品」とは予め決められた金利で運用され、満期になると元本と利息が返却される商品

      「元本確保型商品」は株式ではなく定期預金などの運用なので、運用によって利益が出ることはありませんが安定性は抜群。

      リスクを少なくしたい、絶対に元本割れしたくない人はこちらを選びましょう。

      iDeCo内で定期預金ができるので、元本確保しながら節税効果が得られます。

      くらま

      元本確保しながら入り口(拠出時)に所得税・住民税の節税ができる

      元本変動型商品

      「元本変動型商品」とは、株式など値動きがある商品

      値上がりも値下がりもあり、価格変動リスクがある

      1つの投資信託を買うだけで世界中に分散投資できるすぐれものです。

      NTTなどの個別株を「単品ハンバーグ」とすれば、投資信託は「ミックス詰め合わせ弁当」

      投資信託を1本買うだけで様々な「地域・国・会社」に分散投資でき、例えば「楽天全世界株式インデックスファンド」を1本買うだけで、世界47カ国・約8,000社に分散投資できます。

      「元本確保商品・元本変動商品」どっちが良いかは人それぞれですが、個人的には50歳までは元本変動商品(株式)100%で良いと考えています。

      受け取り年齢に近づくにつれて、債権や定期預金を増やすことでバランスを取りましょう。

      最初から投資先を債権や定期預金にしてしまうと、インフレリスク(物価上昇)に対応できません。

      元本変動商品(株式)はインフレリスク対策になりますし、特に米国では20年以上投資することで過去実績的には負けないので、長期運用するiDeCoは株式で運用するのがオススメです。

      くらま

      元本変動商品でも長期間投資することで、元本割れリスクは限りなく低くなる

      iDeCo銘柄選び【元本変動型商品を選ぶ際の注意点】

      適切な金融商品を選ぶことが大事

      iDeCoは金融商品を長期間ホールドし続けるために、適切な金融商品を選ぶことが大事です。

      金融商品の選び方を5つご紹介するので、参考にしてください。

      くらま

      長期保有するためには、適切な金融商品を選ぶことが大事

      インデックスファンドを選ぶ

      インデックスファンドとは「日経平均株価・S&P500」といった指数に連動する値動きをする金融商品

      指数を意識して投資先を決める

      • 日本経済が伸びると思うなら、日経平均株価に連動するインデックスファンド
      • 米国経済が伸びると思うなら、S&P500に連動するインデックスファンド
      • 「世界経済全体」が伸びると思うなら全世界株式に連動するインデックスファンド
        (eMAXIM Slim 全世界株式オールカントリー…など)

      特定の国や地域(アジアなど)に絞ることなく、全世界に投資するのが多くの人にオススメの投資方法です。

      ちなみに「インデックスファンド」と「アクティブファンド」がありますが、長期投資で見たらインデックスファンドの方が成績が良いので、特別な理由がない限りはインデックスファンドを選びましょう。

      「アクティブファンド」とはインデックスファンドの成績を上回ることを目的とした商品

      しかし指数連動ではなく、多くの人が関わることで手数料も高くなり、結果としてアクティブファンドはインデックスファンドに9割の確率で負けてしまう…。

      くらま

      長期間投資を行うので、インデックスファンドの方がオススメ

      低コストの商品を選ぶ

      インデックスファンドの「購入手数料」が無料の商品を選ぶ

      当然ですが、もしも購入手数料がある場合、買った瞬間にマイナスからのスタートになります。

      近年ネット証券では購入手数料が無料のモノが増えているので、ネット証券で投資をするようにしましょう。

      「信託手数料」とはは投資信託の利用料のことで、信託報酬0.2%以下ならOKです。

      くらま

      低コストのオススメ銘柄は記事内後半で解説中

      純資産額が多い商品を選ぶ

      純資産が多い商品は、その分だけ運用コストが下がる

      投資は規模の世界です。

      純資産額とは投資信託が持っている全財産の合計額であり、純資産額が増えると運用コストが下がるので、純資産が多くお金が集まっている人気商品を選びましょう。

      100億円以上の純資産額があると良いですし、今回ご紹介する銘柄は全て満たしています。

      くらま

      純資産が多い商品は、運用コストが下がる

      運用成績を確認する

      投資信託の設定後3年経っているか確認

      投資信託の設定後3年を経過しているか、できれば5年を経過している商品が良いです。

      設定されてから今までの運用成績を確認できますし、投資信託同士の比較検討もできるようになります。

      くらま

      過去の運用成績を確認

      投資先を確認する

      「どこに投資しているのか」を正確に把握する

      長期間運用するので、自分がどこにお金を投資しているか正確に把握するようにしましょう。

      例えば、楽天全世界株式インデックスファンド(楽天VT)は、これはヴァンガードトータルワールドストックETFを通じて投資しているコトになります。

      FTSEグローバルオールキャップインデックスに連動する投資成果を目指すもので、世界47カ国、約8000社に分散投資しています。

      このように自分が投資している商品の、「投資先」「対象地域」「割合」「セクター」を確認するようにしましょう。

      オススメの投資先は万人に共通するものではないので明言が難しいですが、

      • 米国
      • 全世界
      • 先進国

      の中から選ぶのがオススメです。その中でも僕は特に「全世界株式」がリスク分散にも適しているでしょう。

      くらま

      決めた指数・商品をしっかり守って運用続けることが大事

      運用方法をコロコロ変えることはダメ

      iDeCoの金融機関の選び方

      ネット証券が手数料などが安くオススメ

      僕が実際に使っているモノ、友人や家族にも本当にオススメできるものをご紹介していきます。

      「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」「松井証券」これらのどれかなら問題ないでしょう。

      iDeCoの手数料について

      「運営管理機関手数料」は本来は証券会社によって異なるが、今回紹介する証券会社は全て0円

      iDeCo事務手数料

      • 加入時の手数料(2,829円で一度だけ)
      • 移管時の手数料(証券会社を変える際:4,400円)
      • 口座管理手数料
        • 国民年金基金連合会:月105円
        • 運営管理機関手数料:0円
        • 信託銀行手数料:月66円
          (↑↑この「105円」「66円」は60歳まで毎月発生する)
      • 給付事務手数料
        • iDeCo受取時の都度:440円
      • 還付事務手数料
        • 国民年金基金連合会:1,048円/1回
        • 信託銀行手数料:440円/1回

      「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」「松井証券」これらの手数料が全て同額

      ネット証券おすすめ4社を簡単に解説

      【SBI証券】

      ネット証券口座開設数ナンバーワンで最大手ネット証券会社

      【楽天証券】

      ネット証券口座開設数ナンバーツー

      楽天市場ユーザーは楽天SPUの倍率アップなどの恩恵がある

      【マネックス証券】

      ネット証券口座開設数第4位

      米国株式の買付に優れている

      【松井証券】

      ネット証券口座開設数第5位

      100年の歴史を持つ会社

      iDeCoは取り扱っている商品が各社違うので、自分の買いたい商品がある金融機関を選びましょう

      金融機関によってiDeCoで取り扱っている銘柄が違う

      「元本確保型商品」は、各社「みずほDC定期預金」を取り扱っているので、元本確保型商品はこれでOK

      元本変動型商品

      • 米国株式
      • 先進国株式
      • 全世界株式

      これらがオススメで、今回は「eMAXIM Slim シリーズ」を中心に解説・比較していきます。

      「eMAXIM Slim シリーズ」は、業界最安コストを目指した大人気商品で、「純資産右肩上がり」「低コスト」「投資先も分散できる」おすすめの金融商品です。

      くらま

      友人や家族にもオススメできる金融商品をご紹介します

      購入時の手数料は全て無料

      【SBI証券】iDeCoおすすめ商品

      【SBI証券】iDeCo対象:37本

      • eMAXIM Slim 米国株式(S&P500)
        • 信託報酬0.0968%:非常に安い
        • S&P500というアメリカのトップ企業500社を集めた指数
      • eMAXIM Slim 先進国株式インデックス
        • 信託報酬0.1023%:非常に安い
      • eMAXIM Slim 全世界株式(日本を除く)
        • 信託報酬0.1144%:非常に安い
      • SBI全世界株式インデックスファンド
        • 信託報酬0.1102%:非常に安い

      【楽天証券】iDeCoおすすめ商品

      【楽天証券】iDeCo対象:31本

      • 楽天・全米株式インデックスファンド
        • 信託報酬0.162%
        • eMAXIM Slim S&P500より広く米国に投資している
        • S&P500は米国トップ500社だが、このファンドは米国全てに投資している
      • たわらノーロード先進国株式
        • 信託報酬0.109%
      • 楽天・全世界株式インデックスファンド
        • 信託報酬0.212%
        • 世界47カ国、約8,000社に分散投資

      【マネックス証券】iDeCoおすすめ商品

      【マネックス証券】iDeCo対象:27本

      • eMAXIM Slim 米国株式(S&P500)
        • 信託報酬0.0968%
      • eMAXIM Slim 先進国株式インデックス
        • 信託報酬0.1023%
      • eMAXIM Slim 全世界株式(オールカントリー)
        • 信託報酬0.1144%

      SBI証券では全世界株式(除く日本)ではなかったっけ?と思ったかも知れませんが

      • SBI証券は「日本を除く」全世界株式
      • マネックス証券は「日本を含む」全世界株式

      eMAXIM Slim シリーズの中から選びたいなら「日本を含めるか、日本を除くか」で開設する金融機関が分かれます。

      くらま

      同じ「eMAXIM Slim」シリーズでも、金融機関によって扱っている商品が変わります

      【松井証券】iDeCoおすすめ商品

      【松井証券】iDeCo対象:40本

      • eMAXIM Slim米国株式(S&P500)
        • 信託報酬0.0968%
      • 楽天 全米株式インデックスファンド
        • 信託報酬0.162%
      • eMAXIM Slim 先進国株式インデックス
        • 信託報酬0.1023%
      • eMAXIM Slim 全世界株式(オールカントリー)
        • 信託報酬0.1144%
      • 楽天 全世界株式インデックスファンド
        • 信託報酬0.212%

      松井証券の特徴として、楽天でのみ扱っている商品が買えるのがあります。

      もちろん「eMAXIM Slimシリーズ」も買えるので、楽天証券とSBI証券の良いところどりをできているイメージですね。

      くらま

      金融商品は他にもたくさんあるので、興味があれば調べてみてください

      おすすめ商品&証券口座

      あくまで参考程度にしてください

      僕が多くの人にオススメするなら、「全世界株式の投資信託」です。

      • eMAXIM Slim 全世界株式(除く日本)
      • eMAXIM Slim 全世界株式(オールカントリー)
      • 楽天 全世界株式インデックスファンド

      これらを一本購入するだけで全世界に分散投資することができますし、時価荷重比率通りに投資しているので、時間をかけて世界経済の成長とともに資産を増やすことができます。

      これらは今回ご紹介した4つの証券会社で買えますので、まだの人は口座を作ってみてください。

      ちなみに僕は、楽天証券で積立NISAをしていて、「楽天全世界株式・楽天全米株式」を買っていることから、iDeCoでは「eMAXIM Slim 全世界株式(オールカントリー)」を選びます。

      そのためSBI証券だと「eMAXIM Slim全世界株式(除く日本)」なので、全世界株式に日本も入れてほしいと考え「マネックス証券・松井証券」で開設しました。

      全世界株式に日本を入れることで、日本が経済成長しないでダメになっても、比率を自動で調整してもらえますし、もし日本が成長したら恩恵も受けることができます。

      くらま

      「全世界株式」がオススメ

      まとめ:iDeCoは節税もできるオススメ投資方法

      本記事の内容

      まとめ

      • 「全世界株式」の投資信託を買う
      • マネックス証券・松井証券で「eMAXIM Slim全世界株式(オールカントリー)」を積み立てる

      iDeCoで株式100%だとリスクが多いのでは?

      このように思われるかも知れませんが、他で現金を確保することでバランスを調整すれば良いと考えています。

      くらま

      iDeCoは強力な節税ができる優秀な制度ですが、一度始めたら60歳まで資金拘束されます

      どの金融商品を選ぶかを慎重に選びましょう

      個人的には日本も含めた「全世界株式」が良いと考えています

      少しでも参考になったら嬉しいです


      iDeCoの金融商品と金融機関の選び方を徹底解説【おすすめ商品&金融機関も紹介】【個人型確定拠出年金/イデコ】

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